


2010年度理事長所信
夢を抱くとは
私たち青年会議所の理想とは、明るい豊かな社会の実現です。これは、この福知山に住む全ての人々の願いであり理想であると考えます。ですが、私たち個人になればどうでしょう。たしかに今の社会情勢は不況の真只中にあり政治も不安定である中、理想と夢を追い求める事を忘れてはいないでしょうか。しかしそのような社会情勢だからこそ、私たち一人ひとりがしっかりと地に足をつけ、大きなビジョンを見据え、夢を抱かなくてはならないと考えます。そうすることにより、私たちの大きな理想は叶えられるものと信じております。
また、昨年(社)福知山青年会議所は創立45周年を迎え記念事業として、第28回全国城下町シンポジウム福知山大会を開催し、多くの方々のご理解とご支援を賜り成功に終えることができました。この大会の成功は私たち(社)福知山青年会議所の長年の夢であり悲願でありました。ですが、私たちはこの大会を成功させるためだけに活動していたのではありません。城下町をキーワードにしたまちづくりのひとつのきっかけとして、今大会を開催した後それを検証し、新たなる一歩を踏み出すべきなのです。一つの夢が終わったからといって立ち止まっている暇も余裕もありません。私たちの理想が叶ったわけではないのですから、新しい夢を抱き、さらに前進しなくてはならないのです。
青少年たちにしっかりとした大人の背中を見せる
今の子供たちは、主に二言で会話を済ますと言われており、その言葉は「べつに・・・」「ふつう・・・」この二言だと言われています。例えば、お母さんが「今日の遊園地楽しかったね」と言っても「べつに・・・」「ふつう・・・」といった感じの返事が返ってきます。この言葉自体おかしな言葉ではないのですが、使う場面を間違うと感情も感動もない言葉に変わってしまします。なぜこのような言葉を子供が使うかと言えば、私たち親の世代が使っているからではないでしょうか。周りにいる親や大人たちが、態度や行動で教えてくれるからこそ「楽しかった」「嬉しかった」としっかり返事ができるのだと思います。子供たちは、私たち大人の背中を見て育っていきます。だからこそ、しっかりとした大人の背中を見せ、夢や感動を次世代に繋いで行くのが私たちの責任だと考えます。家庭や公共の場で姿勢を正した姿を見せ、自分たちのできる小さなことから始めることが、ひいては市民意識の変革をもたらすものと考え、それを私たち青年会議所が率先して行うべきだと考えます。
会員の拡大に向けて
今現在、私たちを取り巻く環境はインターネットや情報網の発達により、人と出会わなくても情報や物、お金すら動かす事ができます。こういった背景により、人と人との触れ合いが希薄になり、個と個の交流が遮断されつつあります。これは利便性を追及するあまり、人とのコミュニケーションをなおざりにし、他人に興味を示さなくなった結果であると考えます。
このような時代の流れの中、私たち青年会議所も全国的に会員の減少が大きな問題となっております。人との交流を避け、自分には干渉しないでほしいという個人主義が蔓延している昨今において、必然的な結果だと考えます。しかしこの状態は、まちづくりにとって大きな障壁となります。人と人との触れ合いがどれほど素晴らしく大切なことかを私たちがもう一度学び、今以上に理解をして多くの市民の皆様に伝えていくことが必要ではないでしょうか。そして私たちが学んだ事を市民の皆様にお伝えする事で、賛同して頂いた方が新しい同志となり、会員拡大へと繋がっていくものと考えます。
青年会議所活動をもう一度考える
昨年、私たち(社)福知山青年会議所では、我々の活動に対してのアンケートを実施しました。結果は散々たるもので、名前すら知らない、もしくは他団体と間違えられている、という市民の方が多く、もちろん活動内容にいたっては、知っている方がごく一部でした。この結果を踏まえ、私たちはもう一度襟を正し、謙虚な姿勢で活動に望まなくてはなりません。私たちが活動に対し手を抜いているわけではなくとも、市民の皆様には他の団体との違いが分からなくなっているのではないでしょうか。私たち青年会議所はボランティア団体ではなく、明るい豊かな社会を創造する団体であることの意味をしっかり理解し、意識を統一するべきであると考えます。そのためには、私たちの活動に常に公益性を持たせ、幅広く市民の皆様にお伝えし、ご理解いただけることで、より地域に認められる団体になると考えます。
夢なき者に成功なし
私たちの活動は常に理想を追求しています。理想という夢があるからこそ目的が生まれ、目的があるから計画を立てます。計画を立てれば後は実行に移し成功に導けるのです。またその事をふまえ検証する事により、新しい夢が生まれ一歩前進することができます。この事は、何も青年会議所活動だけに言えることではありません。仕事やプライベートでも同じことです。常に理想を掲げ、夢を持つ事がすべての源となり、私たちの行動を支えていきます。だからこそ一人ひとりが夢を持ち、その夢をかなえるために行動することで、多くの賛同者を得られる事ができ、ひいては大きな夢である「明るい豊かな社会の創造」が叶えられると信じております。
本年は、今以上、地域から求められる力強い団体になるよう理想と夢を掲げ、活動に取り組んでいく事を決意し2010年度理事長所信といたします。
基 本 運 営 方 針