2月の理事長挨拶

【2月理事長挨拶】

こんにちは。1月末になり、急に冷えて来ましたね。建築業という職業柄、雪が少ない今年のような暖冬は本当に助かります。
さて先日、1月14日に開催致しました、“新年まちひと創造”交流会には、多くの行政、諸団体の皆様にご参加賜りましたこと、心より感謝御礼申し上げます。

さて今月は、公益社団法人日本青年会議所が主催の防災の事業が福知山で開催されることになりました。今回、水害の多い福知山をターゲットに、「逃げ地図」というものを作成するようです。「逃げ地図」とは、地域の皆様と専門家が一緒になって行う、災害時を想定した最先端のリスクコミュニケーションのワークショップ、だそうです。

ほぼ毎年のように水害に見舞われる福知山市。福知山市でも、防災ハザードマップが作成されていますが、実際にどのくらいの方が資料を頼っておられるのか、と思った時、ほとんど見ておられず、個人の感覚で避難されているように感じるのです。何度も続く水害に変に慣れ、その慣れ上に真の恐ろしさを知らずにいる市民の皆様が多くおられるような気がしたのです。それは私自身も同様です。ここ近年は由良川決壊までに至っていませんが、昭和28年、平成16年のように由良川が氾濫、決壊した場合、今の感覚では避難しそびれる方が多くおられるのではないだろうか。そう感じました。

「逃げ地図」。私も未体験ではありますが、このワークを通じて、真の水害の恐ろしさを再認識し、またその際に私たち若い世代ができることに目を向けるとても素晴らしい機会なのではないかと感じています。公益社団法人日本青年会議所の担当副委員長がおっしゃられました。「すべての人が私たちと同じように、歩け、走れ、車に乗れるわけではない。市民全員が誰も取り残すことなく非難するには、それぞれに合った避難ルートも違えば、また何より、近隣の助け合い、支え合いがとても重要となる。そのことも学び、認識していただける機会となれば…。」

もちろんあってはならない災害。出来れば二度と体験したくはありませんが、あってからでは遅い。今私たちができること。それはできる限りの準備、備えしかないのではないでしょうか。

開催は 2月27日(水)詳細は別紙にて。
参加は自由となっております。多くの市民の皆様のご参加をお待ちしています。

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